【完】キミからの“好き”がほしいだけ





「何してんの...?」



そこにいたのは今にも泣きそうな顔をした雄大が立っていた。



「あらやだ~!菜実~、彼氏?イケメンじゃない~!!」


「お母さん、そんなんじゃないから!
ほらほら、お母さんはリビング行ってて~」


はしゃぐお母さんをリビングに追いやってから
雄大のところに向かった。



「とりあえず、私の部屋汚いけど来たら?」



何かあったかなんて丸わかりだ。

夏祭りは...?



「ごめん...俺」


「いいから、今は上がって?

...詳しくは部屋で聞くから」



こんな雄大は見たくない...。


ただ、それだけだった。





それから、私の部屋へと移動した。



こんなことなら、
もっと綺麗にしとけばよかった...

なんて今更遅い。