【完】キミからの“好き”がほしいだけ




“好き”


たった二文字が言えなくて。

キミは他の誰かのものになってしまった。

誰のせいでもない、自分のせい。


後悔してももう遅いんだって...。



「わかってる...わかってるから...」



渡辺くんは悲しげにあたしを見つめてそう言った。


それから、たい焼きを食べて
渡辺くんに家まで送ってもらった。


いいって言ったんだけど、
紳士的な渡辺くんは送っていってくれた。