「ねぇ、永遠くんっ!!
私、りんご飴食べたいっ!!」
楽しそうにりんご飴の屋台を指を差した紗綾ちゃん。
二人は仲良さげに手を繋いで...
さっきから、
「ねぇ、あの人カッコよくない?」
「でも、彼女持ちだよ~、彼女も可愛いね」
なんて声がイヤなほど聞こえる。
わかってる、誰よりもわかってるはず。
あの二人は誰よりもお似合いだなんて事は...
なのに...なのになんでこんなに苦しいの?
「りんご飴?可愛もん食うよな~」
「永遠くんも食べる?」
いらないよ......永遠は。
「ん?俺?俺はパス~」
だって、あれは一昨年、
1回買ってアメが歯に刺さって痛いだとかいって結局あたしに渡してきた。
もちろん、あたしは食べることも出来ず、
持って帰って捨てた。
「なんでー?美味しいよー?」
「あれ歯に刺さって痛いじゃん。...な?叶愛」
「え!?」
いきなり、話を振られてビックリした。



