【完】キミからの“好き”がほしいだけ




お姉ちゃんに着付けと
ヘアーアレンジとメイクをしてもらった。


鏡の前に立つあたしはいつものあたしじゃない。



「似合ってるよ、叶愛」



お姉ちゃんはニコリと笑ってくれた。


いつもあたしにそんなこといってくれないから
お世辞じゃないのか...なんて思っちゃう。




「ありがと...お姉ちゃん」



お姉ちゃんにそういってから、

玄関に向かうと、
ドアが開いてお母さんと一樹が立っていた。



「あらぁ~!!叶愛~可愛いじゃない!!」



そういって抱きしめるのはあたしのお母さん。


なんか久しぶりに抱きしめられたかも......


嬉しくて頬が緩む。