【完】キミからの“好き”がほしいだけ





「あ。私はその日、先約があるから」


隣にいた菜実はもちろん話を聞いてたみたいで...


アッサリ断られてしまった。


「え、そおなの...まぁ、仕方ないよね。」


先約なら仕方ない...。



「んー、永遠とか誘う?」


と、永遠!?

なんで!?


「だって...好きな人と行きたいでしょ?」


ニコリと笑った渡辺くん。

でも、どこか切ない顔をしてる。

なんでなのかな...?


てか、もしかしてだけど......


渡辺くん、あたしに気使ってくれてる?



「でも、それは...」


「何の話ー?」





ゲッ...。



この男はなんでこうもタイミングよく現れるかな...



もっと空気読めよ!!