【完】キミからの“好き”がほしいだけ





「ったく、お前らは5歳のガキか!

先生が来てるのも気づかんとは何事だ~」



うわ、先生来てたんだ!!


またやっちゃった...。

紗綾ちゃんからの視線も感じる。


「コイツのお喋りに付き合ってたんすよ~」


「なっ、それはこっちのセリフよ!!」


「はいはい、もうお前らはいつもいつも...

ってことでHR始めるぞっ」



始め方おかしいから!!


って心の中でツッコミを入れるあたし。


いつも後ろからボーッと見つめる永遠の背中


男らしくて好きなんだよね~...

おっきくなったな~


でも、この背中に抱きつけるのは、


紗綾ちゃんだけなんだよね──────。



あたしはきっと一生この背中を

見つめることしかできないだろうな。