【完】キミからの“好き”がほしいだけ




待って...今“森山さん”って言った...?


や、ヤバイかなり...


完璧に紗綾ちゃんの存在忘れてた...。
あたし、浮かれすぎだよ~...


邪魔しないって言ったのにさ
何やってんだか...あたしってば。


「そうだったな、さんきゅー雄大」


永遠はそのまま自分の席に座った。


「あ、ありがとう!渡辺くん」


「叶愛ちゃん」


あたしも席に座ろうとしたら
渡辺くんに阻止された。


「ん?なに?」


「...やっぱなんでもないや。ごめん」



そういうと、自分の席に戻ってしまった。


渡辺くん...?

変なの、どうしたんだろ...?

いつもは爽やかで頼れる

お兄さんみたいな感じなのに。