【完】キミからの“好き”がほしいだけ




“邪魔するのやめたら?”


先輩の言葉が頭に浮かぶ。


「......何でですか?」


どうしてそんなこと先輩に
言われなきゃいけないのかな。


「なんでって...見てわかんない?
あの二人はラブラブの両想いだよ?
叶愛ちゃんはただの邪魔者

好きでもないなら邪魔するなよ」



冷たい先輩の言葉がグサッと胸に刺さる。


「っ...」



“好きでもないなら”

先輩はそういったけど、

永遠のこと本当は好きなのに。


何度も何度も

“諦めたい”

“嫌いになりたい”


そう思ったけど結局できなくて
こんなに好きになれるのは
永遠しかいないんだってわかった。




「二人の幸せ壊すつもり?」


冷たい目で見られると、
なんだか泣きそうになる...。


「別にそういうわけじゃ...」



むしろ、幸せになって欲しい


頭ではそう言ってるのに心はそれを許さない。