【完】キミからの“好き”がほしいだけ




見たくないのに、

前を向くとちょうど視界に
二人が寄り添っているのが見える。


そんな様子を見てまた切なくなる。


さっき、手を繋いでくれたのも

朝助けてくれたのも

全部、“ 友情 ” としてなんでしょ?


永遠は友達思いだから......


わかってるのに、
さっきのことを思い出すと涙が出そう。


ふと、外を見ると綺麗な夕日が見えた。


「うわぁ!綺麗~!!」


昔からこういう風景は好き。

小学校の遠足の時もこんなリアクションして
永遠に“幼稚だな”なんて笑われたっけ?


今ではそんな永遠ももう他の誰かのもので。


「なぁ、さっきの返事は?」


優斗先輩が険しい顔でそういった。