【完】キミからの“好き”がほしいだけ




「あ、はい」


そう思いながらも先輩の後ろを歩く


できるだけ前は見たくない。


だって、
楽しそうに話しながら歩く二人を見るのは
意外と、ダメージが大きい。


そして、観覧車には

永遠と紗綾ちゃんが二人で乗って

あたしと先輩の二人で乗ることになり


今は先輩と二人きりの観覧車


何もドキドキなんてしない。


ここの観覧車にはジンクスがあって、

“頂上でキスすると二人は幸せになれる”

この前、雑誌にそう書いてあった。


きっと、あの二人も頂上で...

そう思うとなんだか泣きそう。