「おはにょー」 大きな欠伸をしながらやってきたマイカ。 マイカが寝不足なんて珍しい。 朝からいつも元気なのに。 「あー!やっぱり。タクマからきいたんだよ、マ・イ・カ♡」 モカが嬉しそうにマイカに話しかける。 マイカは眠そうだった目を大きく開けてモカにその目を向ける。 「え!モカもう知ってんの?」 「知ってるよぉ。お泊まり帰りでしょ、マイカ♡」 ふぇぇええええ??どーなってんの? 私だけ話についていけない・・・ 「どーゆうこと?」 私はマイカとモカに頭を傾げた。