「だめだめだめー。アズサちゃんは俺が送るのー。」

エイトくんが案の定ごねる。


「お前バカか!酔っ払いのくせして。お前が自分の家に帰れるかの方が心配だよ。」

流石お世話係。




「エイト ちゃんとアズサちゃん送り届けるから心配しないで。」

エイトくんにハヤトくんが笑いかける。



「ハヤトくんも大丈夫!私1人で帰るし。」

「アズサちゃん。女の子1人で帰らせられる訳ないでしょ?それに俺も次の駅だから。」


え ハヤトくんと同じ駅なんだ。

「あ そうなんだ。じゃあお願いします。」