君に恋をしてると気付いた日から数日がたった。

「早くこくりなよー、とれちゃうよ?」

みさきがいう。みさきに黒崎くんのことが好きだといった。みさきはすんごい驚いていたけど、応援してくれるようで…よかった。

「えっ、いや、こくって振られて気まずくなるのいやだもん。」

「俊介はそういう人じゃないから大丈夫だよ」

この声は、黒崎くんの親友の中田俊也(なかたしゅんや)

私がとっても仲良しで、恋愛相談にも乗ってもらってるんだ。
黒崎くんも俊也も同じ班だからすっごくたのしいの!

「……やっぱ?俊也もそう思うよね、校外学習で美琴にこくらせるか」

「ちょ、なに私が考えてる間に変なこと話してるの!?」

「いや、相原と俺はな、お前にこくって欲しいんだ。」

あ、いうの遅れました。相原っていうのはみさきの名字ですっ!

「は!?いや、告らないよ!見てるだけで充分~♡」

「またそんな事言って…俊介もてるから取られるぞ」

「そうだよ、黒崎くんかっこいいし」

「それはいやだ!」

「でしょー?じゃあこくろ!
この話またあとでねー。」

ドアのところでバイバイして、席に座ってたら、急に黒崎くんと俊也が近づいてきた。

「矢島の好きな人って、誰ー?」

黒崎くんがきく。

「ちょ、俊介いま聞く?」

「もしかして俺?なの?」

「え…えと…じ、じつは……」

「なんてね。冗談!」

「あ、うん………」