仕方なくセーラー服を着てみた。



このセーラー服お腹が出てしまう。



セパレーツなんだ。



『華可愛いい! 』



一輝が私を見て又固まる。


啓太がいきなり私を肩車をする。



「キャー!」



『応援の最後はこの形にするみんなもいいよな。』



「俺が華ちゃん担ぎたい。」


男子が私の前に集まる。



「ちょっと啓太下ろしてよ。」



「華ちゃん俺が抱き止めてあげるよ。」



みんなが手を広げ近寄る。


無理無理絶対無理だー。



一輝に助けてもらう訳に行かない。



啓太は一輝を挑発してる。


《先生であるおまえは、俺たち生徒の前では何も出来ない。》



「啓太お願いだから下ろして。」



『嫌だ。沢田先生に助けてもらえば? 』



啓太が一輝を見る。



二人が睨み会う。



一輝が私たちのそばに来た。


『小沢ふざけるのもいい加減にしろ。


俺に言いたい事があるならはっきり言え。


姫野を困らせるな。』



一輝が私を抱いて下ろしてくれた。



沢田先生ずるい。回りの男子のブーイング。