私が玄関でボーと立っていると、『華中に入っていいかな?』



私は慌て我に反る。



「ああどうぞ。」



父さんその綺麗な外人さんは誰?



『沢田君はまだ?』



「もうすぐ帰ると思うから、そこに座って。」



『夕顔ちゃんは? 』



「今日昼間友達と遊び過ぎてもう寝てるの。」



『華たちの話を聞く前に、彼女を紹介して置くよ。


彼女の名前はメヤリー28才学校の英語の先生をしている。


父さん彼女と結婚しょうと思う。』



「えええええぇぇ! 」



私は驚きのあまり叫んでしまった。



母さんの言ってた、彼女がいるってこの事。



父さん母さんを今も愛してるとか言わなかった。



何考えてんだか!



このエロ親父。



私は思わず父さんを睨んでいた。



「華さん。突然で驚いたでしょう?


肇さんはずっとカオリさんを愛してたの。


それでもいいって私が肇さんに迫ったのね。


私が好きて押しまくったの。だから肇さんを許してあげて。」



私はハンマーで頭を殴られたようだった。