俺も覚悟を決めるよ。



女優を女房にする訳だから、多分大変な事になる。



記者会見とかするのか?



一人でにやつく俺を目を覚ましたカオリが見る。



「おはよう勇人よく眠れた。」



可愛いなぁ!見とれてしまう俺。



年の差はまったく感じない。



すっぴんだと華ちゃんとそっくり。



カオリにキスしながら、華ちゃんなんて思う俺は変態。



カオリに睨まれた。



「勇人今いやらしい事思ったでしょ。」



『いやいや何も、すっぴんが華ちゃんに似てるなんて・・ ・ ・ 』



「勇人のバカー。」



『違うってカオリ落ち着け。』



カオリが笑い出した。



「私が華に似てるってことは、可愛いいってこと?」


俺は頷く。



「勇人今日のところは許してあげる。


それから私勇人と結婚したら、女優は辞めるつもり。

私料理も掃除洗濯も出来ないんだよね。


華に教えてもらわないといけないわぁ。」



えーっ!あり得ないだろう。



娘に料理掃除洗濯教わるのかぁ?



俺は背中に凄く嫌な汗をかいた。