「華は俺の生徒。華は隣のマンションに住んでて、進路の事で相談にのってたんだ。」



「一輝まさか生徒に手だしたんじゃないでしょうねぇ。一輝は遊びでもこの子は本気かもしれないし、一輝に抱かれてどうだった?」



「由美止めろ。俺と華はそんな関係じゃないから。」


「ふーん。どうだかこの子男好きな顔してるわ。一輝騙されちゃ駄目よ。私のパパは教育委員会の教育長なの。先生と生徒の恋愛がばれたら、一輝は首。あなたも退学間違いないわよ。」



「由美いい加減にしろ。俺と華は、先生と生徒とだけの関係だ。」



かず君もう何回も言わないで。



かず君と私は先生と生徒だけの関係。



私は立ち上がり、玄関へ向かった。



玄関には彩夏と啓太がいた。




ありがとう。




いつも迷惑ばかりかけてごめん。




いつも私を助けてくれてありがとう。