かず君の車で少し離れた街までドライブして、昼食を済ませた後二人で買い物をした。



かず君は自分がオジサンに見えると笑うけど、10才も年上なんて思えないくらい若いと思う。



私は幼く見えるから少し大人ぽい服を着て、初めてお化粧をしてみた。



かず君が私を見つめた。



「今日の華はとても綺麗だ。」



そして、かず君が連れて行ってくれたのは宝石店だった。



そこでぺアリングを買った。



かず君はそのまま自分の左の薬指にはめて、私はチェーンに指輪を通して首からかけた。



学校にお揃いの指輪をして行く訳にいかない。



かず君は、みんなに彼女がいる事をアピールしたいらしい。



かず君は生徒にも先生にもモテるから心配。




梓先生が早くかず君諦めてほしい。




かずは心配しなくていいと言うけど、不安な気持ちを隠せなかった。