17歳


気付いたら
私の口がそう言っていた



「は…?セフ…!?ってお前、何言うてんの?」

焦るアタルに
私は笑って言う。

「えーやん、今アタルはフリーって事やろ?ぢゃあいーやん!なっ♪」


そんな私を見て
呆れた様な顔をして

「アホか…ほらっ帰んぞ」

帰る支度を始めるアタル。
そんな後ろ姿を見つめる私。


何でそんな顔すんの?
こんな事言うなんて
アホやけど…私…!!!


我慢できなくて
アタルの腕を引っ張り



「本気やから。」