「おー、気が利くね!爽菊にしては」 勝手に上がってきた人が、言うセリフか! と、突っ込みそうになったけど… 漫才をしにきたわけではないだろうから… と、暗示をかけてここは抑えなければ… 「まあねー……」 「………」 何故か長い沈黙… さっきまで散々騒いでいた翼は、 黙ったまま、部屋を見回している。 壁の大きなコルクボードに、いっぱい写真が貼ってある。 まだ、小さかった私が、 ウキウキで貼った写真ばかり。