「…髪、少し伸びた…?…」 なんて話していいかわからなくて 目に涙を浮かべながら言った。 「1年しか経ってないのに?」 翼は少しバカにしたように 笑った。 「…爽菊は相変わらず小さいな」 ひさしぶりに聞いた私を呼ぶ、大好きな声に 胸が痛いほど高鳴る。 …たった1年なのに、 何だかすごく男の子っぽくなった気がする…。 「…彼氏、できたんだってな」