葵寮へようこそ! ~♀×4 ♂×1~

「それよりもさ、お菓子買ってきたからみんなで食べよー!」

若菜はお菓子をひろげた。

あれ?

「これって、期間限定の『メガドロップ トマト味』じゃない?」

「よくわかったね!流石っ、ルイ!」

袋にはトマトがそこら中にちりばめられている。

右端に、〔甘さとトマトの味が絶妙にマッチ!〕とかかれている。

「気になって買っちゃった!みんな食べてみてよ~!!」

若菜は私と琴音に1つずつ飴を配った。

「じゃあ、いっせいに食べるよー!せーの」

パクッ

うううううううううううううううううううう・・・・・・。

何もいえない・・・・・・;;

甘さとトマトの味が絶妙にマッチじゃなくて・・・・・・

トマトの味に甘さが加わって、まずさ倍増・・・・・・。

「ま・・・・・・まずっ」

琴音なんて、顔が真っ青だ・・・・・・。

「・・・・・・っっ」

若菜・・・・・・目が死んでる;;

私は噛んで、すぐに飲み込んでしまった。

「こんな飴、1個で十分だよぉ・・・・・・」

「いや、食べたら後悔する・・・・・・こんなにいらないから、ルイ!お願い!もらって!」

うええええええええええええ!!

「お願いしますッ!」

琴音まで・・・・・・

「わ・・・・・・わかったよ!」

しょうがない;;


後で捨てよう・・・・・・