……スパイみたいにそそくさと、唯先輩がやってきたのだった。

なんとなんとなんと……

真のポスト前に立った。

数秒立った後、ポストのふたを開け、ポケットからメモを取り出し、ポストに入れて……


……立ち去った。


唯先輩は私の存在にきずかなかったらしい……

何故!?

私は堂々とぶっ立っているのに!!