月と太陽Ⅱ

「では、私がお話します。」

『うん、よろしく、朔。』

「はい、では…………沙夜様は、16で即位されました。」


私と、同じ年で……。


「沙夜様は、もちろん金色の髪です。そして、目は…。」

『金色……だったんだよね?』

「はい……初めて拝見した時、まるで……。」

『……朔?気にしないで言って。』

「…はい、まるで、女神が降り立ったかのようでした。」


女神……。


「沙夜様は、女神様と呼ばれる事もございました。それは…容姿だけでなく、人柄までもが、そう思わせたからなのです。」


人柄も……そりゃ女神様と呼ばれるよね……。