月と太陽Ⅱ

「はい、病です。」

『病はどこでも流行るものでしょ?仕方ない事だわ。』

「まぁ、そうなんですが……。」


はぁ……めんどくさいな……。

仕方ない……あんまりやりたくなかったんだけど……。
心を覗(ノゾ)くしかないわね……。


ルナ……私に零の心を覗かせて……開いて!


<ど、どうしよう……望さんにも、言うな!って釘を刺されたし……。>

<いや、でも、言わなきゃ俺の命が……まぁ、本当に殺す気はないんだろうけど……ってか、何してんだろ?なんか、目をつぶって…眠いのかな?>


まったく!
早く教えてよ!


『零?まだ言ってくれないの?』

「あっ、は、はい!実は…その病が……。」


<くそっ、俺には言えねぇ!その病の原因がわからなくて、朔さん達も困ってる、だなんて……。>


原因が……わからない?


『零!朔はどこ!?』

「えっ!?朔さんですか!?」