屋上には、真里亞の他に宮永 由利の姿と

複数の女子が、見られた。

ルカ「!っ」

見ると真里亞が、蹴られている。

由利「あ〜〜ぁあ、見ちゃったね?時音さん」

ルカ「へ?」

由利は、ルカを屋上の柵まで追い込んだ。

ルカは、あと一歩後ろに下がれば、

屋上から落ちてしまう場所に居た。

ルカは、ただ足を震わせていた。

由利「どうしたの?降りる勇気がないのか〜

だったら、手伝ってやるよ!!」

ルカ「あ」

柵越しに幼い手は、無残にも少女を地面から
突き放してしまった