<羨ましいね、俺はここしばらく恋もしてない>


と返事が着た。


私は女も出来ない不細工なオタクを想像した。


<モテないのね>


と送ってやった。


<そう言う事になるかもね。仕事が忙しくて、なんて言い訳だね>


と智也の文字。


<イケメンだったら付き合ってあげてもいいよ>


普段なら絶対言わないような言葉を私は送った。


<そういう理央ちゃんは美人?可愛い?>


と着た。


<ブスでデブだよ。残念でした>


私はスマホをベッドに投げた。


バカバカしい。やめた、と思った。


私はお風呂に入る支度を始めた。


ピンコン。と鳴った。


見ると智也から。


ウザイ、と思いながらラインを読んだ。


<デブスちゃんか、興味がわくね。


 今頃うっすら涙うかべてるんじゃないの?


 彼とのラブラブだった頃を思い出して>


私は図星で驚いた。そして


<俺と恋人にならない?>


と着た。


<ふざけるな!変態!>


と私はタップした。


そして私はお風呂のセットを持ってドカドカと部屋を出た。