「ククク...さすがだ。この事に気づけたのはお前だけだぞ、レオ。さすが我が息子」

レオは眉をひそめる

「誰が息子だ!俺もレンもステラでさえもお前との血のつながりなんてないんだ!いい加減、家に返せ!」

「レオ様、それって」

カレンとステラは魔王とレオを交互に見た

「私と兄様は、父上の子供じゃないの?じゃあ誰の子供なの?それに、レン兄様が眠り続けているってどういうことなの?」

ステラとカレンは不安そうな顔をする

「デアに呼ばれた。この話はまた今度だ。さらばだ」

魔王は闇に姿を消した