ついばむような甘いキスに夢中になっていると物陰からガサガサと何か動く音がした

よく目を凝らしてみるとそこには見知った顔があった

「レ...ン?」

そう声をかけると、ひとりの男が現れた

「兄さん」

そう呟いたのは双子の弟、レンだった