「そういえば、明日は麗華の誕生日だね!どっか遊びに行こう‼︎」

「うん!ありがとう。じゃあまた明日」

放課後、私達は別れを告げて、家路に着いた。



ー麗華、17の時ー

カチカチカチ


夜中の12時を回る頃、麗華の部屋の窓が静かに開く

「んー。誰⁈」

そこには銀色の髪をした少年がいた。

「お迎えに上がりました。姫様」