ピピピッピピピッ

目覚まし時計が鳴り響く彼の部屋

静かに開くドア

中に入って来たのは不敵な笑みを浮かべた女

彼が布団に包まり寝がえりを打った瞬間

ドン

「起きろーーーーー!!!」

「うわっっ !!痛っっってーーー!」

彼は勢いよくベッドから転げ落ちた

「あはははは」

彼女は大きな声で笑う

「おいっ!麗華!!!朝っぱらから何考えてんだ!!」

「ごめん、ごめん。だって零が中々起きないんだもん。それにしてもそのカッコどうにかしたら?」

気付いたら頭を下にした状態で転げ落ちていた