彼はキスをした後、笑って言った

「君に触れたのは何年振りだろう。相変わらず癖が抜けないな」

「えっ?」

彼の身体は緑色の光に包まれて、私と変わらなかった身長が、伸びて大人っぽい雰囲気を纏っていた

彼が、

「土の神よ。顕れよ。攻撃を仕掛ける物を追求し、我の元へ」

とそう呟くと地震が起きて、地面が隆起していく

「あなたは誰?」

私がそう呟いた後、彼は悲しそうに笑い

「時期分かる。私の愛しき姫よ」

彼は去って行った

私が彼を追いかけようとしたら、目眩に襲われ、そのまま意識が途切れた