あきはさすがに言ってくると思った
でも何も言ってこない
ただ笑顔をなくしてた
「よく彼女なのにしらんぷりできるわよね」
なんてことを口にだしてた
そしたら
「あんた、ふざけんじゃないよ?」
なにこの女は
「みなみちゃん、落ち着いて?」
みなみちゃん?
「ちょっと俊くんさ、違うとこ行ってきてもらえるかな?この女と話がしたい」
「わわかった」
なんなのよ、
「あんたさ、名前も名乗らなくて何様?」
「あ?神山みなみです、あきの親友です」
あー、あきのか、、だからか、
「んであんたさ?なんであきが何も言えないでいるか知ってる?」
言えないでいる⁇
「あなたがいるせーよ?あなたが昔にどんなことしてたかわかる?そのせいであの子は怖くて怖くて動けない、わざとじゃないのよ?」
どゆことよ、
そしてみなみってことから明菜の過去を聞いた
私のせーだったのね
変わらないじゃなくて変われないのね
「あきを解放させて」
そう言って去って行った
これを俊はしらないなら
知らせよう
とうまわしに
教えてあげて解放してあげる
