そんなこと思って歩いていると

前の方で子供が転んだ

俊が走り出して

向かおうとした瞬間

「大丈夫?どこ痛い?」

女の子の声が聞こえた

そう思いみたらそれは明菜だった

そしてすぐ近くのベンチに座り

ポーチから消毒液や絆創膏などたくさん出して

子供の子の手当てをしていた

私はこんなこと無理だなって思った

そしたら俊が小さい声で言った

「あーゆうやつだから守りたくなるんだ」

多分、独り言のように話したんだろう

そしてその瞬間に

わかった