あの日あの場所で。

そう笑うと葵くんは私から離れてこう言った。

「葵星さん見ててください。絶対、葵星さんを抜かしてオリンピック選手になります!約束します!だから俺のそばで見ててください」

そう言って高飛びの方へ行ってまた飛び出した。

「葵くん!!」

「これがラストにします。256cm飛びます。」

「そんな..!無茶よ!!たった今まで236cmじゃない!」

「できます!!信じてください!」

「葵くん..。..これが最後よ」

「はい!!」そう言って葵くんはまた飛んだ。

すると、葵くんが言った通り飛んだ..。

う、そ..。涙が溢れて止まらない。

「..やった..!葵星さん!やりました....葵星さん..。」

私は泣きながら笑った。

「葵くん..」