あの日あの場所で。

「葵くん!」私は叫んでいた。

「葵星さん..?」

「葵くん、もうやめて!これ以上はだめだよ!脚に負担かかるよ!飛べなくなっちゃうよ!!」

そう言うと、葵くんはゆっくりこちらに

歩いてきて..こう言った。

「..どうしてここに来たんですか。」

「どうしてって..」

「葵星さん、俺は葵星さんより歳も下だし年上の人から見たら確かにこどもです。だけど..葵星さんを想う気持ちは誰にも負けないつもりです。」

「葵くん..」

葵くんはにこっと笑って

「見ててください。葵星さんの記録抜くので..見ててください。」

そう言うと葵くんは高飛びの方まで戻って

いっていた。だから、私は..後ろから葵くん

を抱きしめてこう言った。