あの日あの場所で。

......また雨か。

ふぅ、またここで雨宿りか。

すると..「あ」と言う声が聞こえたので

横を見ると..「あ、ブレザーの男の子」

彼はふっと笑って「なんですか、それ」と

言った。「ふふ、だってそうじゃない。あ、そうだ。あの時、結構助かったよ。正直どうして帰ろうか迷ってたし。ほんと、ありがとね。」

「あ、いえ..別に」彼は照れたのかそっぽを

向いた。「あと..俺、如月 葵です。」

「..葵くん?」

「..!や、やっぱだめです!」

「え..なにが?」

「その..なんか、その..照れます!」

「..ぶっ。ふはははは!」