物心ついた時から、貴方は私の隣にいた。

貴方の傍には私がいて、私の傍には貴方がいる。
これが当たり前で、日常だった。


小・中学生の時は、散々いじられて、隣にいたくなくなった事もあるけれど、貴方がいなかったら私はとても寂しくて、悲しかった。

貴方が隣にいなかったら、心にぽっかりと穴が空いたようで、埋めてくれるモノも、ヒトもいませんでした。

だから、貴方が隣に居てくれた安心感も、温もりも、私は全て覚えています。