「いい加減にしろよ…? このまま、あんたを刺すことだって、できるんだぜ……」 「……刺したかったら、刺せばいい。……それで自分がどうなるか、わかってるなら……」 目を離さないままで言うと、 「クソッ…!」と、シュウは毒づいて、 「だったら……」と、何かを思いついたように言葉を切って、 「だったら……あんたの一番守りたいあいつを、呼び出してやる……」 と、唇の端を吊り上げた。