重なり合う身体が、触れた部分からじわりと、 蜜のようにとろけて、シーツの上に広がっていくようだった。 好きで、好きで、たまらなく好きで、離したくなくて、離れたくなくて、 キスをして、キスをされて、それでも足りなくて、 求めるままに、熱くなる身体は、 零れ落ちる蜜のように、甘く溶けて、 このままふたりして、身体ごと、 抱き合ったままで、とろとろと溶け合っていってしまいそうだった……。