「痛っ…!」 首筋に、ひりついた灼けるような痛みが走った。 「シュウ……貴様っ!!」 キリトが声を荒げて、ナイフを持つシュウに向かっていこうとする。 「ダメよっ……キリト!」 私の叫んだ声に、一瞬足を止めて、 「黙ってろ…アヤ! おまえを、俺が助けてやるから…!」 キリトが頭からシュウに突っ込んで、つかみかかった。