「……何してんだよ…おまえら…」

キリトが、私たちのいる場所に入って来た。

「よく来たな…キリト」

シュウが低く凄むように、声のトーンを落とす。

「離せよ…アヤを……関係ないだろ、彼女は……」

「アヤ…ねぇ…? …もう、名前で呼んでんのかよ…こいつを…」

ナイフの切っ先が、私の首筋に向けられた。