私の知らなかった恋の世界

沙羅ちゃんの周りには早速、男子が声をかけてる。

「どこの中学だったの?」
「彼氏いるー?」

いきなり質問攻めで大変だ。
と思っていたら、

「どんな化粧品使ってるの?」
「お友達になって!」

おいおい!男子だけじゃなく、女子にも大人気じゃないか!!

キィーー私の親友なのに!

と、いきなり何に向かっての嫉妬心を燃やしているのかわからない状況。

あーあ。私って、ずっとこんな感じで高校生活は終わるのかなーなんて、思いながら、まだ落ち着かない自分の席で、ぼーっと沙羅ちゃんを見つめていた。