私の知らなかった恋の世界

2人でルンルンしながら教室へ。

「美緒。高校生活は始まったのよ。しっかり見開いて、イイ男を見つけるんだからね!」

「ラジャー!片瀬美緒!ずんぐりしておりますが、頑張ります!!」

、、、というのも、
沙羅ちゃんは通り過ぎる男子、女子も思わず振り向くほどの美人。

身長も164㎝ながら、モデルのような体型。
性格はサバサバしているけど、美的センスのクオリティったら、そりゃもう神に値するほど!


それに比べて私は、、、
生まれ持ったやや明るめな髪の色があるものの、活かし方も分からず、とりあえずのツインテール。
体型も細くもなければ、まぁ太ってもいない。とにかくフツーの女の子。
身長も156㎝も普通。

えぇ、、世の中はそりゃ、美人ばかりじゃないですよねぇ、、とひねくれたくなるほど。

でも、こんな私だって、いつか素敵な恋をしてみたい。
高校生になったんだもん!
これからは、少しずつ、頑張っていくぞ!

気合を入れすぎたのか、B組の入り口で高々と右腕を上げてしまい、沙羅ちゃんに
「あんた、バカ?恥ずかしいんだけど、、、」と少し説教をくらってしまった。