私の知らなかった恋の世界

「美緒ー!帰ろー!」

「あー。沙羅ちゃん。あたし、これから、少しで図書室で勉強してから帰ろうかと思って。陽も伸びてきたし、、なんてねー(笑)」

「美緒!偉いぞ!そうだね。暗くなったら危ないから、それまでには、ちゃんと帰るのよ。
ちなみに、あたしは、教えてあげるほど、人間ができてないからよろしく〜♪」

、、、沙羅ちゃん。最後の言葉だけ、聞こえなかったことにしていいですか、、、。
なんか、悲しさが込み上げちゃうんで。。。

「うん!ありがとう!あたし頑張るよ!」
「バイバーイ!」

沙羅ちゃんの、最後の言葉を忘れるどころか、悶々と頭でリピートしながら、自力で頑張るしかない、この状況に、重い足を一歩一歩、図書室へと進めていった。