優しい先輩と俺様と私。





黒のTシャツに紫のパンツをくるぶしまで曲げて、足元はサンダル。


「いきなり、どうしたの??」


「花火したいから買いに行くぞ」


仁王立ちして言う台詞なのかな??


「……何で買って来てくれなかったの??」


だって、来る途中で何件か花火売ってるとこあったよね。


「花火は買いに行くとこからが楽しいんじゃねぇか……お前、俺と買い物にも行ってくれねぇの??」


出た!!社の十八番。


拗ねたような声で言うから、あしらえない。


「わかった。行くから、待ってて。用意するから」


私は部屋着から着替えて玄関に戻ると「お前、着替えてこい」って言われたから「何で、あんたにそんな事言われなきゃいけないの!!」と大声で返した。


オフショルにショーパンの何がいけないのか。


「もっと肌を隠せ!!目のやり場に困る」


ムスっとした顔になった。