…社、見ない間に少し痩せた??
連絡とってない日は安未果先輩と一緒だった??
本人を目の前にすると、どうしようもない気持ちが込み上がってくる。
「…なぁ。お前、あいつと何があった??」
私の両肩に手を置いて、真っ直ぐに私を見て問いかけてきた。
社に全部話してしまいたい。
こんな気持ちでいるの苦しいよ。
助けて、社。
私はズボンの裾をぎゅっと掴んだ。
「…社。あんたは安未果先輩のだから…私のじゃない…」
「なんだよそれ…お前は俺の事どう思ってんだよ…俺は安未果じゃない、お前が好きだって言ってるのに何でそうなるんだよ!!」
社を守るために嘘ついて言ってるのはわかってるけど、辛そうな顔で訴えてくる姿を見ていると泣けてくる。
私は涙をぐっとこらえて
「うるさいな!!私の気持ちはどうだっていいから!!早く安未果先輩のとこ行ってよ!!」
私は何度も社の胸を叩いたり、押したりした。

