優しい先輩と俺様と私。




「浩輔から離れてくれないと……浩輔に何かが起こるよ??それでもいいの??」


「何かって何ですか??」


「……私なら何でもできるよ。だって、浩輔を愛してるから。わっかったなら、早く私の目の前から消えて」


この人、怖すぎる。


とりあえず教室から出る事にした。


何が本当なのかわからなくなってきた。


でも、ブレスはちゃんと社から貰ったものだよ。


取られたブレス。


私の手首はどこか寂しそうだね。