こんなにも涙が溢れてきた

恋愛(ピュア)

きのろん/著
こんなにも涙が溢れてきた
作品番号
1353796
最終更新
2016/07/27
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
私はいらない子。
だから嫌われ者。
幸せじゃない。
幸せになれない。


私が4歳の時母が死んだ。
自殺だった。
育児ノイローゼだったらしい。
あんまり思い出せない記憶…。

でも覚えてるよ一つだけ

あんたはいらない子…

お母さんが私にそう言ったこと。





「咲月ちゃん。これから新しいところで生活することになるの。何も心配いらないからね。沢山お友達もいるよ!ままとはしばらくあえなくなっちゃうけど大丈夫。大丈夫…」

車に揺られながら知らない人にそんなことを突然言われた私は曖昧に頷く。
長い長い道のりの先。
ついた場所は養護施設だった。
当時の私は何も理解出来ないまま車を降りた。

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