女の方でも攻の方はいると思います。

私が言いたいのはそんな事ではなく…


『何故女が挿入される側なのか』


中学生の頃、友達と話し合いました…

私は女です、もちろん友達だって女です。
将来は結婚して好きな人の赤ちゃんを産んで、幸せな家庭を作る…かもしれません。


「ちえちゃんも大きくなったら赤ちゃん産むんだねぇ…」


ちえちゃんは小学校低学年からの友達で休みの日はよく遊んでいました。

「咲だって産むでしょーが」

ちなみに咲は私、石田 咲の事でございます。


「産まないよ、私相手に生ませたいんだもん」


この日、私は先程の疑問を友達に言いました。

言っても意味はなかったんですけど。


「私はね!『お母さん』や『ママ』より、『お父さん』や『パパ』って呼ばれたいの!」


将来を考えて、自分の子供に『お母さん』や『ママ』等呼ばれるのは断固反対だった。


「分かりやすく言うと、『ウエディングドレス』より『タキシード』なの!」


これは正直な気持ちだった。
いつからこんな思考になったのかなんて自分でも分からない。

ただ、日が経つにつれてその気持ちは大きくなり、不安になっていく。

「もしかしてアンタ、性同一性なんとかなんじゃないの?」

多分彼女は【性同一性障害】の事を言っているのだろう、

男の体なのに女の心を持って産まれた人の事である
女の場合は逆のパターン。